今のマンションに入居して間もなくあったと記憶していた玄関天井のグレーのシミ。
ずーっと何年もそのままにしていたが、春まだ遠いある日、シミがいつもより黒みを帯びている。。。
ふと背伸びをして突いたところ、いとも簡単にペリっと壁紙が破れ、穴が開いたため反射的に指を抜いた。
そして指を抜いたその穴からすかさず水がバシャっと落ちてきた!
もう、本当に「え~~~!?」だった。
水の量はコップ一杯満杯程で継続的には流れてこない。色はかなりきれいで油も混じっていない。
マンションなので上の階も全く同じ構造で玄関&廊下。水道系の配管もないはず、金魚、熱帯魚等の水槽を置くスペースもないから上からの漏水ではなさそう。
仕方がないので管理室へ連絡した。折りしもウチのマンションでは10年目の外壁工事をしていたのでそこの人に連絡を取ってくれて、すぐに見てもらえることに。
どうやら水のせいで天井の木製の板が腐ってフニャフニャになっている模様。応急的にビニールシートで水漏れを防ぐようにして本格調査は後日となった。
その後数日様子を見ていたが、夜になると数秒~十数秒の間隔でポタっと水滴が落ちてくる。
後日業者が来た際にそのことは伝えた。
業者は玄関周りに養生をして天井の一部をハガした。天井裏は換気用の配管と数本の電線が張っていただけ。
業者によると配管に巻かれたシートに多く水が含まれているとのこと。排気用のその配管はトイレと風呂にから玄関上の排気口へとつながっている。
私が告げた夜に水が落ちてくる、風呂、冬、、、ということから、風呂の暖かい水蒸気と冷たい外気がぶつかり結露し、滴っていることだろうと推察。ただし通常、結露した水は配管を伝ってそのまま外に出るハズなのだが。おそらく、配管が正しく接続されておらず結露した水が漏れてきて経年により天井板が腐り、今回に至ったのであろうと。
その日は配管を接続し直し、保温シートを巻き直して天井板がない状態で様子見とした。
壁紙はそこだけ変えると同じ色、模様の物を張り替えても周りの経年変化により色が変わって違いが出るため玄関廊下全体の壁紙を変えてくれることになった。
後日、様子見の結果、水漏れも確認されず、壁紙も新品となり無事工事が終わった。
さて料金ですが、ウチのマンションが10年を経過したにもかかわらず、保険と、現在の長期修繕計画の中に組み込んでしまいましょう。と、なりウチからすると無料ということになりました(^^